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花の香酒造特集

2019-07-11

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清流 菊池川と緑豊かな山々に囲まれた熊本県玉名郡和水町。あちこちで清水が湧き出し、良質な米どころとしても知られます。この土地唯一の造り酒屋「花の香酒造」は、1902(明治35)年創業。神田角次・茂作親子が妙見神社所有の神田(じんでん)を譲り受けて米を作り、神社から湧き出る岩清水で酒造りを始めたのが、この酒蔵のはじまりです。「神田酒造」として誕生した蔵が、「花の香酒造」へと名前を変えたのは1992(平成4)年のことでした。
             

「この地の岩清水と米を使ってつくる酒、それが「花の香酒造」の原点であり、次世代へと受け継ぎたい“花の香の価値”でもあります」とは、6代目の神田清隆さんです。異業種でさまざまな経験を重ねて帰郷し、2014(平成26)年に現職に就任。酒造りの本質について考える一方で、若き蔵人たちを引き連れて各地へ修業へ出かけるなど、持ち前のフットワークの軽さで新たな息吹を吹き込んでいます。


500kgの小仕込み用に蔵を改装し、造りを大幅に見直すなどの改革を実施。自らも杜氏として蔵に入り、若い蔵人ととも酒造りに取り組む神田さん。

多くの工夫を重ねて生まれたのが新しい「花の香」シリーズです。米作りに始まり、小さな仕込みを繰り返すなかで製造工程を微調整するなど、仮説検証を繰り返して品質向上を図り、困難な“夏仕込み”にも挑戦しました。全量地元産の山田錦と昔ながらの「撥ね木搾り」で醸した純米大吟醸「花の香 桜花(おうか)」は、ロンドンで行われたコンクールで金賞を受賞。新たな花の香ファンを生み出しました。
目標は、熊本・和水を冠する世界レベルの清酒づくり。純米大吟醸「花の香 桜花」をさらにブラッシュアップし、千年先につづくブランドへ育てる取り組みが続いています。



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